株式取引に関して色々と不安を持っているとしても実際にはそんなに怖いものではないので興味があれば少しでもよいのでやってみるとよいでしょう。
少ない金額から、ということでミニ株などもあったりしますがこれはそんなにお勧めできることではないです。
単位として少ない金額で行う事ができるわけですから、利点があるように見えるかもしれませんが取引金額に対しての取引コストがかなり割高になってしまいますし、上手くよい株を購入できて値が上がったとしてもそんなに大きな金額の利益に繋がる事がないからです。
ですから、折角やるのであれば最低でも普通の現物取引をするようにしましょう。
また、もう1つ大事になってくることはネット取引であることです。
少なくとも店頭取引はお勧めできないことになります。
手数料がまるで違うことになりますから、まずネット取引、ネット証券にするようにしましょう。
株価の見方とかチャートの読み方、或はファンダメンタルなどについてもしっかりと学ぶことは前提として、まず売買によって利益を目指すのか、配当を狙うのか、ということがあります。
株式投資に対しての利益の出し方というのはキャピタルゲインを狙うかインカムゲインを狙うかというような二つのことになるわけです。
根本的にどちらがリスクが高いのかということは銘柄の選び方によって違うので一概にいえることではないです。
配当金狙いがどうしても安定性があるとかリスクが低いとか思われがちなのですが、配当金が高いことが知られている銘柄は配当金の廃止とか削減といったことがあったりしますと一気に株価が下がることになります。
ですから高配当な銘柄なんかはメリットも大きいですが、状況によってはこれまでの配当利益を一気に消し飛ぶこともあるくらい下落する要素を孕んでいるといえるのです。
ですが、当然、高配当銘柄が悪いわけではなくずっと、それこそ10年単位で安定しているところであれば狙う価値はあります。
株式取引を1つの副業、副収入的なものとして期待したいのであればやはり配当金狙いをする人が多いです。
多少、大げさにいいますと株式を購入した後には放置していてもよいのです。
ある程度は株価の状況をチェックしたほうがよいでしょうが配当金狙いであればキャピタルゲイン狙いよりも遥かに見るべき頻度は減ることになります。
人によってやり方は違うでしょうが、あまりがっつりと株価を確認している余裕がない人にはやはりインカムゲイン狙いがノーリスクではないにせよ、お勧め出来ます。